宮城県美術館特別展「ぐりとぐらとなかまたち」

Rumba2007-04-29

宮城県美術館特別展「ぐりとぐらとなかまたち」山脇百合子原画展へ行って来ました。絵を描くのが好きなムスメのために、「ぐりとぐらの景色を描こう」というワークショップにも初めて申し込んでみました。


ぐりとぐら」シリーズは母子そろって大好きな作品。
ムスメに初めて買ってあげた絵本(赤ちゃん用を除く)は、当然「ぐりとぐら」でした。そして少しずつ買い揃え、今ではほとんどの作品を持っています。
そのため原画展は、どれもこれも見たことがある作品ばかりで、でも、直筆を見ると印刷とは違った筆遣い、にじみ、色の重ね、紙のしわや修正跡など、あんまりいい表現じゃないけど生々しさが感じられてとてもよかった。私が生まれる前の作品なのに、色合いもとてもきれいなままでした。
一通り見て思ったこと。この人の絵が好きな理由。動物が生き生きしているとか、色遣いがきれいとかいろいろあるけれど、一番強く思ったのが、もちろんどの色もきれいなんだけど、緑色の使い方がとても素敵で、色の薄さ濃さ、明るさ暗さで雰囲気が変わってくる、それが好き。個人的に「緑色」が大好きなので、この方の緑色を見ているとなんかほっとします。
私にとっては久しぶりに心穏やかなとてもいい時間でした。もう一回、今度は(ムスメ抜きでゆっくりと(w)見たい。


上の写真はワークショップが始まる前の様子です。この巻紙に、小学生5人ずつでめいめいに風景を書き入れていくというもの。
ムスメはじめ、参加者みんな絵を描くのが大好きなようで、時間が来ても熱心に描いていました。案の定途中で時間切れになってしまったのがとても残念です。また続きを描きにおいでといわれましたが、岩沼から(子どもを連れて)行くのは結構大変なので、どうかなぁ(まさか美術館へのバスが30分に1本しかないとは思わなかったし)。





ぐりとぐら」を読んだことがある方は、ぜひ足を運んでみてください。