婦人科検診

としみ4回目にして、初めて婦人科検診なるものを受けてきました。
本日の結果は「異常なし」。あまりのつまらなさに帰宅してから自棄酒?しています。正直、なんか悪い病気にでもなってればよかったのに。本当にそう思っていますよ。


以下かなりモノローグ(&ヨッパライのたわごと)なのでみなさんスルーをお勧めします。検診の待ち時間に思いついたことを羅列します。


今日行った病院は、7年半前に我が一人ムスメを産んだ病院でした。そしてそのとき、半年以上にわたって妊婦検診でわざわざバスに乗って通ったところでもありました(もっと他に産婦人科はあったのに)。いろんな思い出がたくさんあります。
婦人科検診ということで、当然産婦人科に回されました。待合室に行くと、8年前通っていた状況がぱぁっと思い浮かびました。
あの頃は、夢と希望にあふれていました。待ち望んでいた、新しい命に早く会いたくて会いたくて、毎日少しずつ自分のおなかの中で大きくなっていく命がいとおしくていとおしくて。
それなのに、そのいとおしい命は、せっかく無事に何不自由なく生まれてきたのに、親のエゴでひとりぼっち。先日従妹が来たときは別人のようにかわいがっていた。何かにつけては「妹とか弟がきたらうんとかわいがってあげるね」と言っていた。でも、それはかなえてあげることができない。すべては親のエゴで、いとしいはずの命に毎日つらい思いをさせている。申し訳なくて申し訳なくて、毎日寝顔をなでている。
そして、私だって、せっかく「生むことができる性」に生まれたのだから、もっと子どもを生んでみたかった。不安感にさいなまれるだけの妊婦生活だけでなく、もっと心の余裕を持ちたかった。今ならそれができる、自信がある。でも、生むのは簡単でも、それから先が大変だと気づいたから。生んだ後、今の仕事のポジションに戻れるかどうかの不安が大きかったから、そして、同居人には間違っても協力を得られないということを痛感し、それどころか追い詰められるという事にも気づいてしまったから、恐怖感で生めなかった。
そしてさらに、今は”自分にとって”うれしいこと、楽しいことをみつけてしまったから。それを知ってしまったらもう生めない。


そのことに気が付く前に、そして余計な知恵が付く前に、生んでしまえばよかった。本当にごめん、ムスメ。
また身近で、おめでたい話をききました。無事の出産をお祈りしています。そして、心からお祝いしてあげることができなくて、本当に申し訳ない。ごめんなさい。


新しい命に会うための診察ならともかく、今日のような自分の延命のためだけの診察は、とてもとてもつらかったです。