ロジカルライティング研修

昨日、今日と社内で『ロジカルライティング』の研修がありました。
表題通り、文書を論理的に書く訓練でした。
確かに、こういったビジネス文書の書き方を正式に学んだことはなかったので*1、とても有意義な研修でした。演習こなすのが結構大変だったけどね。
研修前に提出した課題を研修後見直したら、確かにひどい内容でした(大汗
まぁそれに気づいたということは、少しは実りがあったということでしょう。


研修のテキストの文章例として読○新聞や産○新聞の社説や記事が引用されていました。しかも(ビジネス文書としては)悪い文章の例として。
その対比として講師の先生がビジネス文書の記述法に則ってリライトした文書が紹介されていました。社説や雑誌掲載の論文など、「読み物」の要素を含んだものなので一概に悪い例というわけではなかったのですが、天下の全国紙の社説(の書き方)をある意味否定しているわけだからすごい。
でも、自分で勉強するのには確かにいい題材かもしれませんね。
他にも悪文(汗 の例がいくつか引用されていましたが、どれも筆者の意見を述べた文章。思いつくままに自説を展開して行ったら、自己満足の文章になっていったというパターンですね。これらも講師はばっさばっさと切り捨てていました。
確かに読んでいくとどう解釈していいのかわからない部分が出てきて、自分は読解力ないんだなぁ、と思っていたのですが、これは書き手に責任があるとわかってちょっとほっとしました。そして逆に、自分が文書を書く時の責任の重さを痛感しました。
最後に、講師が自分の著書を宣伝して行ったのはさらにさすがだなぁと思いました。


今後は、blogも、ビジネス文書手法に則って、結論から書く?(w*2 

*1:欧米では遅くとも大学では学ぶそうですね、卒論等のために

*2:絶対ムリ もうすでにその体をなしていないし