NTTドコモ データ通信に定額制

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NTTドコモ データ通信に定額制 無線ネットが使い放題

 NTTドコモ(東京都千代田区)は、今夏から始める、外出先でもインターネットにつないでパソコンが利用できる第三世代携帯電話(3G)の高速無線データ通信サービス「HS−DPA」で、データ通信料金に月額定額制を導入する方針を固めた。数千円の料金を支払えば使い放題となる。

 ウィルコムPHS簡易型携帯電話システム)でパソコンでのデータ通信料金に定額制サービスを導入しているが、携帯電話事業者で同様の定額制を導入するのは初めて。料金は、月額数千円となる見通しだ。

 HS−DPAは、最大毎秒一四・四メガ(一メガは百万)ビットと、ADSL(非対称デジタル加入者線)並みの高速データ通信を高速移動中も利用できる技術。ドコモは、まず最大三・六メガビットと現行3Gの約十倍の高速データ通信サービスを今夏に開始する。一般の携帯電話端末と、パソコンに差し込んで使うデータ通信専用のカード型端末の二タイプを投入する予定だ。

 中村維夫社長は、HS−DPAの導入にともない、「データ通信の本質は定額制。当然考えなければいけない」とし、使った分だけ料金を支払う従量制と定額制の二本立ての料金体系を検討していることを示した。

 従来の3Gでもデータ通信に月額約四千円の定額制サービスはあるが、パソコンにつなぐネット閲覧とは異なり、携帯電話画面でデータ量を減らした専用ネット通信「iモード」しか利用できなかった。

 パソコンにつなぐネット利用がドコモの3Gで定額制になれば、ウィルコムが提供している同様の定額制データ通信サービスよりも数倍高速となる。

 HS−DPAは今夏にボーダフォンも導入予定。KDDIのauもデータ通信の高速化を予定している。また、年内にアイピー・モバイルが、また来年以降にイー・アクセスソフトバンクが、新規参入する携帯電話事業でパソコンにつないでの高速データ通信サービスに定額制を導入する見通し。ドコモの定額制導入はこうした新規参入組を牽制(けんせい)する狙いもある。

定額制P-inの代わりになってくれるかな。
数千円って、9千円だったら笑うよな。
今度はファミ割適用してくれよ。